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現場で役立つ!美容師のお悩み解決術Vol.8| “技術はあるのに売上が伸びない” ときに見直したい3つの視点
目次
技術には自信があるのに、なぜ売上が伸びないのか?

毎日のサロンワークに全力を注いでいるのに、思うように数字がついてこない──。
そんな悩みを抱える美容師さんは少なくありません。
「お客様の満足度は高いはずなのに」
「努力しているのに結果が出ない」
…その原因は、技術不足ではなく“視点”のズレにあるかもしれません。
実際、美容業界全体で見ても「リピート率30%前後」というデータがあります。
つまり、10人中7人は “次回は別のサロンへ行く” のが現実。
リピートが低いのは決してあなただけではなく、むしろ多くの美容師が同じ壁にぶつかっています。
だからこそ大切なのは、自分を責めることではなく、「なぜリピートされないのか」を冷静に見つめ、行動を少し変えていくこと。
今回は、トピックスターが多くのサロンをサポートする中で見えてきた「リピート率を高める3つの視点」をご紹介します。
なぜ他のサロンに移ってしまうのか?失客の本当の理由
リピートされない原因は、技術よりも“心理的なつまずき”にある場合が多いもの。
ある調査によると、30代女性の1年以内離脱率は約25%。
つまり、誰が担当しても一定数のお客様はサロンを離れてしまうということです。
リピートをしない代表的な理由を見てみましょう。

- 引っ越し・転職・出産など、生活の変化
仕事や家庭の事情などで来店が難しくなるケース。努力では防げない“自然離脱”です。 - 施術に満足しても印象に残らない
仕上がりに不満はなくても、「また行きたい」と感じるほどの印象が残っていない。
特別な体験ではなく、“無難”で終わってしまうことがあります。 - サロンの空気や距離感が合わない
会話や接客の温度感が、お客様の性格や気分と合っていない場合。
悪気はなくても、相性のズレが積み重なることで足が遠のくことがあります。 - 予約のきっかけがないままフェードアウト
次回来店の提案やリマインドがなく、気づけば他店に流れてしまう。
最も多いのがこの「きっかけ喪失型」です。
つまり、リピートされないのはあなたの技術の問題ではなく、「再来のきっかけを作る仕組みがない」ことが原因なのです。
「3割でも成功」と言われる理由──リピート率の現実を知ろう

どんなに人気のサロンでも、リピート率100%は存在しません。
多くのデータが示す通り、美容室の90日以内リピート率は30%前後が平均と言われます。
逆にいえば、3人に1人がリピーターになれば優秀ともいえます。
まず意識すべきは「すべてのお客様に戻ってもらう」ことではなく、
“次回も来たいと思ってくれる3割” を確実にファン化すること。
そこに集中することで、結果的に全体の売り上げも安定していきます。
リピート率を上げるには?今日からできる3つの習慣
リピート率を高めるには、特別なキャンペーンよりも日々のサロンワークに小さな工夫を足すことが重要です。
今日から実践できる3つの習慣を紹介します。

①「賞美期限」を伝える
お客様は「次にいつ来ればいいか」を自分では判断できないことが多いもの。
スタイルが崩れる時期や、髪のコンディションの変化を“賞味期限”ならぬ“賞美期限”として伝えることで、次回予約のきっかけをつくれます。
たとえば──
「今回のボブスタイルは、だいたい1か月半くらいが “賞美期限”です。
それを過ぎると形が少し重たく見えてしまうので、その頃にまた整えるとキレイをキープできますよ」
こんなふうに、期間と理由をセットで伝えるのがポイント。
“見た目が崩れるタイミング”を明確にしてあげるだけで、お客様は次回来店のイメージを自然に持てます。
また、メニューごとに目安を用意しておくのもおすすめです。
- カラー:1.5〜2か月
- パーマ:2〜3か月
- トリートメント:3〜4週間
“来店のリズム”を伝えることができれば、「そのうち行こう」が“いつ行こう”に変わり、リピート率アップにつながります!
② お客様カルテを“気づきメモ”として使う
多くの美容師さんがカルテを「技術の記録」として使っていますが、会話の記録としても活用することで、次回提案の質がぐっと上がります。
たとえば──
- 「前回、旅行の話をしていた」
- 「髪の悩みが“広がり”から“パサつき”に変わった」
- 「仕上げのオイルを気に入っていた」
- 「子どもの入学式があると言っていた」
こうした“ちょっとした気づき”をメモしておくことで、次回来店時に自然に会話がつながります。
「前回おすすめしたオイル、使ってみてどうでした?」
「入学式の写真、すごく素敵でしたね!」
このように声をかけるだけで、「ちゃんと覚えてくれてる」とお客様は感じ、信頼感が深まります。
私たちのお取引先サロンで見てきた成功例でも、“人として覚えられている”実感がリピートの大きな鍵になっています。
③ LINEやSNSで接点を持ち続ける
サロンにいない時間も、お客様との関係を育てるチャンスです。
Instagramの投稿や公式LINEを通して、「見ている」「気にかけている」ことを伝えましょう。特にLINEは、再来のきっかけをつくるツールとして非常に有効です。
たとえばこんな使い方があります。
- 季節ごとのヘアケア提案を配信
- 「今月は紫外線ケアキャンペーン中です」など再来を促す情報を共有
- 新メニュー・新商品の紹介で関心を高める
また、トピックスターのLINE公式では、サロンで実際に成果を上げている販促アイデアや、新商品の紹介を定期的に配信しています。
内容を参考にしていただくだけでも、投稿やお客様への提案のネタづくりに役立ちます。
SNSやLINEをうまく活用すれば、「来店のたびに関係を築く」から「来店の合間にも関係を続ける」へ。
それがリピート率を上げる一番の近道です。
リピートは“ご縁”と“工夫”で育つ

どんなに腕のある美容師でも、すべてのお客様が戻ってくるわけではありません。
人の暮らしや心は動くもの。だからこそ、「来なくなったお客様」を数えるより、“また来たい”と思ってもらう工夫を積み重ねる方向に努力していくことが重要です。
大切なのは、そのご縁をどう育てていくか。
賞美期限を伝えるひとこと、覚えていた会話の続き、季節のメッセージ──。
その小さな積み重ねが、「この人にまたお願いしたい」という想いにつながります。
そして何より、もう一度来てくださったお客様を、心から大切にすること。
その信頼が、次のリピートを生み、やがてあなたのサロンの“文化”になります。
トピックスターでは、LINE公式を通じて現場で役立つ提案や商品情報をお届けしています。
トピックスターのYouTubeチャンネルや公式LINEから日々のお客様との会話のきっかけのヒントを得てご活用ください。
